日が変わって日曜日深夜の白井です。
今日(日が変わっているので昨日ですが、気分的には今日)の現場はピアニストの浅野衣美さんと一緒でした。
控え室でのお喋りで、馬鹿話しに加え、オペラについてもいろいろと話しました。
まずは浅野さん、話しに出したチェレスタを弾きながら魔笛を指揮する人は、やっぱりショルティでした!
どうやら私が観た映像は、1991年のザルツブルク音楽祭でのショルティ指揮の魔笛だったみたいです。
パパゲーノがオケピットに降りて来て、ショルティが弾くチェレスタを眺めている演出のやつ。
個人的に、ああいった演出は結構好きです。
DVD買っちゃおっと。
で、浅野さんと話していて、むかーしむかし自分も勉強してみようかなーなんて思っていたことについて思い出しました。(結局勉強しませんでしたが。)
モーツァルトのオペラのレチタティーヴォ・セッコの演奏方法についてです。
以前にもこのブログに書いたかと思いますが、学生時代にバリトン歌手の島村武男先生の練習伴奏を結構やっていて、モーツァルトのオペラも歌の部分からセッコまでよく伴奏したものでした。
CDやらビデオやらを参考に聴いてみると、セッコの部分は楽譜どおりに和音をジャーンと弾くことはなく、分散和音やアルペッジョで装飾音やらなにやら色々とオカズを入れて演奏されていて、自分もこんな風に弾けたら楽しいだろうなーカッコイイだろうなー勉強してみようかなーなんて思いながら…そう思いながら…思い続けながら…そして思いが途絶え…そして忘れ去られ…月日が経ってしまい…そして現在に至った次第です。
そいうい訳で、今日はちょっとその思いが復活しかかっているので、気が向いたら勉強してみようかなーなんて思ってます。
勉強したとしても披露することはありません。
単なる自己満足のためだけです。
一刻者がうまい。
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