スービト subito

白井です。
今日も朝からブログ書いてみます。

音楽用語は基本的にイタリア語です。
イタリア語の単語のほとんどは、後ろから2番目の母音にアクセントが来ます。

そんなことで、大学生までずっと間違って発音していた音楽用語があります。

それは「subito」という単語です。
「すぐに」とか「ただちに」という意味です。
楽譜上には「subito p」とか、略語として「sub. p」とかが表記されています。意味は、ただちに小さくということになります。

上にも書いたとおり、イタリア語は後ろから2番目の母音にアクセントが来るので、ずっと「スビート」と発音するものかと思っていましたが、大学のイタリア語の授業で、実はこの単語は最初の母音にアクセントが来るということを知りました。
「スビート」ではなく「スービト」だったんですね。

この「subito」はよく出てくる音楽用語ですが、伴奏合わせなどの練習での会話ではあまり出てこない言葉なので、他の方がどう発音しているのかは聞いたことがありません。会話では普通に「すぐに」と日本語で言えばいいだけですので。

ただ、日本語の中に混ぜるのはちょっと違和感のあるイントネーションの単語だと思います。

「この小節からはスービトピアノにしてね♪」
って言い辛いですし変ですよね。
やっぱりスビートなら日本語に混ぜやすいんですけどねー。

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