皆様こんにちは。
クライス音楽事務所スタッフの山本和馬です。
引き続き先日のイベントの様子についてお伝えしていきたいと思います。
■一番人気はジョン…?
イベントでは演奏の合間に
・楽器紹介
・演目の説明
・雅楽に対するQ&A
などなど理解を深めて頂くための時間を設けました。
Q&Aタイムでは、質問が途切れることなく、雅楽や尺八に対するみなさまの関心の高さを伺うことができました。
もちろん外国人のお客様向けに通訳(英語)がはいります。
画像右手におります黒白の服装をしているのが、今回通訳を担当してくれたジョンです。
彼は数回にわたる雅楽の視聴体験があるだけでなく、日本の伝統芸能を一通り学んでいるエキスパートです。
今回のアンケートの演奏に関する項目以外では、「ジョンが良かった!」という声が多くありました。
本来陰の立役者であるはずの通訳がなぜ…?
■空気感のバランス
今回のイベントは、雅楽や尺八の演奏を通して日本の伝統音楽の素晴らしさを伝えることが目的でした。
したがって、アカデミックよりな演目が中心でした。
音楽は、場の空気感を演出します。
雅楽や尺八の演奏が始まると、一瞬にして、格調高さや厳かな雰囲気に包まれます……。
(背景を見ても、場所は明らかにカフェ感が出ているにも関わらず笑)
そんな演奏の後に、陽気な愛くるしいキャラクターのジョンが登場したら、、、場は一気に和みますよね!
いくら甘いものが好きでも、甘いものを食べ過ぎるとしょっぱいものが食べたくなりません?
今回はジョンがしょっぱいものの役割を果たしてくれたのではないかと思っています。
代表の白井が最後話していたように、今回はアカデミックに寄りすぎていたかもしれません。
みなさんが雅楽や尺八を気楽に聴けるような環境が提供されれば、もっと演奏の場は広まっていくのではないかと確信しました。
今回の反省を今後のイベントに活かしていきたいと思います!
PS:ジョンお疲れ様でした!
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