白井です。
一昨日昨日と、群馬県南牧村について書きましたが、書き出すと南牧村ネタが尽きません。
南牧村での関わりの中で、不思議というかありえないくらいの偶然な話がいくつかあり、今日はその中のひとつについて書きたいと思います。
もしかしたら過去にも同じネタを書いているかもしれませんので、重複していたらごめんなさい。
私は大学生の頃、ピアノが専門実技で大学に通っていまして、通っていた大学は副科実技として声楽が必修だったため、歌が苦手な私も副科実技として声楽のレッスンを受けていました。声楽の先生は主要なオペラに出まくっているめちゃくちゃ活躍中の現役のオペラ歌手(バリトン歌手)の方でした。(現在でも現役です)
大学に入学したばかりの頃の副科声楽レッスンの際に、何故か先生にピアノ伴奏を気に入られ、先生が大学にいらしている時にはずっとくっついてまわってレッスンの伴奏をしたり、先生の練習伴奏をしたり、先生の出演するオペラの稽古にくっついて周ったりしていました。
ある日先生から、「君、指揮を習いなさい」ということで指揮の勉強をし始めました。
指揮のレッスンのほか、当時東京芸術大学の作曲科の大学院生だった方に和声も習っていました。(クラシックの和音進行は禁則が多くなかなか複雑で、それについての勉強です)
結局のところ、色々な理由があり(才能が無いのが一番の理由)、見切りをつけて指揮者の道は諦めましたが、音楽に関わりたい気持ちが強く、現在の仕事に繋がっています。
前置きが長くなりましたが、ここからが南牧村の不思議ネタです。
自分で会社をつくってしばらくして、ふと、当時和声を習っていた芸大大学院生だった作曲家の方は今どうしているんだろう?と思い、何気なくfacebookでその方のお名前を検索してみたところ、見事にヒット!facebookにいらっしゃいました。
年齢は近いですが、師弟関係としてお付き合いいただいていたその当時、その方は岡山県出身で亀有在住。そして当時の私は自宅のさいたま市。お互いに群馬県とは何も関係していませんでした。
でも、facebookで検索した時には私はすでに南牧村と関わっていて、その方の職業はなんと群馬大学准教授。(現在は教授です)
わーお互いに群馬県との関わりがなかったのに、今はお互いに群馬県と関わっていて偶然だなーと軽く思い、すぐにダイレクトメッセージを送ってみたところ、すぐに返事をいただきました。(確か10年ぶりくらいだったかと思います)
ダイレクトメッセージでやりとりしている中、その方が私の過去のfacebook投稿をご覧になったようで『白井さん、南牧村と何か関係あるんですか?』とメッセージをいただいたので、南牧村との関わりを返信しました。
そして、その方から来た返事に大変驚いたのを今でも覚えています。
本当に恐ろしいくらいの偶然なのですが、実はその方のご結婚相手(奥様)が群馬県出身で、その奥様の曽祖父さんは南牧村で村長をなさっていた方だと言うのです。いやーたまげました。
師弟関係だった当時はお互いに群馬県とは全く関係なかったのですが、しばらくぶりにやりとりしている中で、お互いに群馬県南牧村とピンポイントで関係していることが発覚したんです。
当然のことながら、当時はお互いに独身だった私たちが、10年以上ぶりに家族を伴って群馬県南牧村で再会したことは言うまでもありません。
ここまで偶然な出来事は、今まで生きてきた中で一番の奇遇な出来事でした。
こんなあり得ない偶然があったからこそ、南牧村での活動は使命とも感じています!
おしまい。
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