和楽器の世界

白井です。
今日は肌寒い1日でした。

昨日は尺八奏者の安島さんと雅楽の龍笛奏者奏者の伊崎さんと一緒だったのですが、またまた和楽器の方々についての新たな発見がありました。

西洋音楽を学んできた私たちは、和楽器の方々との繋がりはほぼ…というか全くありません。私もこの仕事を始めてから和楽器の方々との繋がりができたくらいです。
ですので、私たち西洋音楽を学んできた者からすると、和楽器の世界は未知の世界なんです。

昨日のお二人は東京芸術大学出身で、先輩後輩の間柄なのですが、尺八や箏(こと)・三味線の邦楽の方々と、雅楽の方々では、またまた繋がりがほぼ無いんだそうです。「和」の世界は邦楽や雅楽も同じ括りに思えるので当然繋がっているものと思っていたんですが、同じ大学でも繋がりがほぼ無いということにびっくりいたしました。確かに全く違う分野ではあるのですが。

過去を思い返すと、尺八の安島瑶山さんから最初にメールをいただいた際、安島瑶山(あじまようざん)というお名前から、磯野波平みたいな年配の方なんだろうと勝手に想像してしまいました。(当時、安島さんは30代前半でした。)
尺八は大きく分けて、都山流(とざんりゅう)と琴古流(きんこりゅう)という流派があり、都山流は師範の試験に合格すると「山」という字が名乗れます。当時はそんなことも知らなかったので、瑶山という名前から、おじいさんを想像してしまいました。

まだまだ和の世界は知らないことばかりで、知るたびに得した気分になります。
コロナが明けて、また安島さんや伊崎さんと飲みながらゆっくり話を聞きたいものです。

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