白井です。
緊急事態宣言が再度発令され、奏者さんたちから同じようなことをちらほら聞くのを受け、皆さんの思いを今日は代弁しようと思います。
例えば、ひとつの本番(演奏会など)の日程が決まっていたとします。
奏者さんたちは、その本番に向けてお客さんに楽しんでいただくために様々な準備をします。
選曲や楽譜の手配はもちろんのこと、本番に向けて個人練習を毎日やり、場所を決めて日程を調整して他の奏者さんと合わせる練習をしたりします。
チラシの印刷やプログラムの印刷、チケットの印刷などをする場合もあります。
本番は1日かもしれませんが、その本番に向けて数ヶ月前から毎日毎日積み重ねて準備していきます。
緊急事態宣言の影響で本番がなくなるということは、その数ヶ月前からの準備全部が無駄になるということになります。
何が言いたいかというと、国を動かしている人たちには、これがとても残念だし口惜しいことなんだということを知っていただきたいのです。
緊急事態宣言は仕方のないことだということは、奏者の皆さんはもちろん理解しています。
ただ、現場はこんな思いなんだということだけは知っていただきたいのです。
今日電話でお話しした指揮者の方は、もう周りは皆諦めてますよ…と言っていました。
そういう気持ちにさせるのは、国を動かしている人たちには私たちの思いを知ってくれていないと感じるからです。
まずは、この口惜しい現場の気持ちを知ってください。
知っていただけていると分かるだけで、気持ちは救われるんです。
代弁は以上ですが、こんなこと書いても無駄なんだろうなーと思ってしまいます。
もともと文化レベルの低い国だと思っていましたが、このままでは更に低くなる一方です。
大丈夫なのか!にっぽん!!
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