クライス音楽事務所代表の白井です。
今日は大雪で大変でしたね。
夜中に雨に変わって路面の雪を溶かしてくれればいいのですが…。
さて、ホームページをリニューアルして、心新たにブログも頻繁に更新しようと心に決め、早速書き込んでます。
今回は新しいホームページの「音楽村プロジェクト@群馬県南牧村」ページに使用しているヘッダー画像に薄く入っている楽譜は誰の何という曲で、何でこの楽譜を選んだのかということを、どうでもいいことではありますが、書いてみようかと思います。
※音楽村プロジェクト@群馬県南牧村ページ↓
https://www.kreis.co.jp/ongakumura/
結構長くなりそうなので、今日は誰の何ていう曲なのかのみ書きます。
この楽譜は、リヒャルト・ワーグナー作曲の楽劇「神々の黄昏」の最後の最後の部分です。
楽劇(がくげき)とは、平たく言えばオペラです。
「神々の黄昏」は、「ニーベルンクの指輪」という4つに分かれている超大作の楽劇の4つめの作品です。
ちなみに「ニーベルンクの指輪」の2つめの作品は、有名な「ワルキューレ」です。
全部を1日で演奏することは不可能で、通常は4日間に分けて演奏されます。
wikiぺディアによると、それぞれの演奏時間は以下のように記載されてます。
- 序夜 『ラインの黄金』(Das Rheingold):2時間40分
- 第1日 『ワルキューレ』(Die Walküre):3時間50分
- 第2日 『ジークフリート』(Siegfried):4時間
- 第3日 『神々の黄昏』(Götterdämmerung):4時間30分
上の4つの楽劇ひとまとめで「ニーベルンクの指輪」です。ちょっと分かり辛いですね…。
ちなみに序夜の『ラインの黄金』は、幕間が無いので休憩無しで演奏されます。
また、『ワルキューレ』『ジークフリート』『神々の黄昏』は、幕間に結構長い休憩が入りますので、実際に劇場に居る時間はプラス1~2時間ってところでしょうか。
もちろん指揮者によってテンポが違うので、もっと短い場合もあれば、もっと長い場合もあります。
で、先ほども書きましたが、ヘッダー画像に使っている楽譜は『神々の黄昏』の一部分です。
『神々の黄昏』のこの部分は、『ニーベルンクの指輪』をとおして私が最も大好きで、最も美しいと思う部分なんです。
ということで、この曲について書きたい事は山ほどありますが、今日はこのへんで。
ちなみにアイキャッチ画像に使った写真は、私が学生の頃に買った楽譜です。序夜 『ラインの黄金』のヴォーカルスコアです。ヴォーカルスコアとは、オーケストラの代わりにピアノ伴奏で書かれた楽譜です。
学生時代に大変お世話になっていたバリトン歌手の島村武男先生が、この 『ラインの黄金』のアルベリッヒという役をやるので、いつも練習伴奏としてお付き合いしていた私はわざわざこの楽譜を買いました(一応ピアノ弾いてましたので)。当時の金額で7,828円。本体価格が7,600円って書いてあるので、消費税が3%の時代ですね。
学生の頃にしてはちょっと高い買い物でしたが、今でも当然使える楽譜なので、やっぱり楽譜って財産だなーって思います。
あ、このへんでと書いたのに長くなってしまいました。
続きは3日以内に!
本当にこのへんで。
次回へつづく・・・
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