すっかりご無沙汰してしまいました。代表の白井です。
先日、新国立劇場でのモーツァルト作曲オペラ「魔笛」の公演にて、弊社で販売しているパパゲーノパンフルートが使用されました。
新国立劇場の公演に関われたことは、オペラ好きの私としては大変嬉しい出来事でした。
パンフルートは音を出すまでがとても難しい楽器です。
音の出し方はフルートや尺八とほぼ一緒です。
ただ、横に並んでいる管の一本一本に正確に息をあてないと音が欠けてしまいますので、そういった意味では、なかなか緊張感のある楽器なのではないかと思います。
弊社で販売しているパンフルートは、パンフルート奏者として国内第一人者の大束晋さんが製作しています。
大束晋さん製作のパンフルートは材料にも拘り、奏者としての工夫も加えられたパンフルートですが、オペラ歌手(パパゲーノ役)が公演のために使用するとなると、練習期間も短いのできちんと音が出せるかどうかがかなり心配でした。
そこで今回、大束晋さんには更に工夫をしていただき、多少は音が出しやすくしていただきました。
とはいえ、それでも音を出すのが難しい楽器ではあります。
とても心配していた私ですが、ゲネプロを拝見させていただき、心配が安心に変わりました。
パパゲーノ役の方、かなり練習したようで、どのシーンでもきちんと音が出てました!!
歌以外の努力も垣間見え、どちらかと言えば道化役のパパゲーノではありますが、とても感動してしまいました。
パパゲーノ役のアンドレ・シュエンさん、もちろん知り合いではありませんが、お疲れ様でした!!!
また新国立劇場に関われる機会があったらいいなー。
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