中島章博(なかじまあきひろ):指揮者・作曲家
私立武蔵高等学校、早稲田大学理工学部、東京大学工学系研究科修士課程を経て同博士課程へ進学した後、2007年より3年間、オーストリア共和国ザルツブルク・モーツァルテウム大学指揮科に留学。帰国後、博士課程を修了し、博士(工学)を取得。専門は建築音響工学。2012年、クルト・レーデル指揮コンクール2012にて、 1位なしの2位に入賞。2016年、尾高忠明氏、Chung Chi-yong氏が講師を務めたMIN-ON Conductor’s Seminar in KOREAにて優秀受講者に選抜され、江南交響楽団を指揮した。
これまでヨーロッパにて、シュトゥットガルト室内管弦楽団、チェコ国立モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団、リトアニア・カウナス交響楽団、タリン・シンフォニエッタ、ブルガリア・クラシックFMオーケストラ、オーストリア現代音楽アンサンブル等を指揮。2013年8月、エストニア共和国にて開催されたエストニア・タリン国際オルガンフェスティバルのオープニングコンサートでグラスパーレンシュピール・シンフォニエッタを指揮し、その模様は現地ラジオ局により生放送された。またアジアでは、マレーシアにて2006年より2012年にかけて定期的に演奏会を行った。
一方、2015年5月、TBSテレビ「マツコの知らない世界」に出演し、番組内でMCFオーケストラとちぎを指揮、奏者として加わったマツコ・デラックス氏と共演。同年7月に乃木坂46「羽根の記憶」のミュージックビデオに、2017年4月および6月に日本テレビのドラマ「ボク、運命の人です」に、ともに指揮者役として出演した。加えて、2015年12月に自作曲「ソロフルートとオーケストラの為のちょっとおどけたワルツ」を初演指揮、2016年6月には前田憲二監督の長編記録映画「東学農民革命」の音楽レコーディング指揮(作曲:甲田潤氏)、2017年1月より群馬テレビ放送のアニメ「戦隊ヒーロー スキヤキフォース」の作曲・音響デザインを担当するなど、近年はメディアでの指揮活動や作曲等も幅広く行っている。
指揮を故クルト・レーデル、デニス・ラッセル・デイヴィス、ホルヘ・ロッター、曽我大介、シメオン・ピロンコフの各氏に、フルートを湯川和雄、岩佐和弘の両氏に師事。また、ザルツブルクにて故ゲルト・アルブレヒト氏より数日にわたり指揮のレッスンを受ける。
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