遠藤柊一郎(えんどうしゅういちろう):コントラバス奏者
東京都生まれ。
1992年、玉川大学文学部卒業。
1996年、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。
同年、東京フィルハーモニー交響楽団に入団。
コントラバスを本間 園子、故 江口 朝彦、ツォルト・ティバイの各氏に師事。
また、ユージ・レヴィンソン(ジュリアード音楽院)、文屋 充徳(ヴュルツブルク音楽大学)両氏のレッスンを受講。
室内楽においては、ピアニストの伊藤 恵、花房 晴美、フジコ・へミングらと共演。
また、全国に名を馳せる、小田原の和菓子・ギャラリー「菜の花」での度重なるソロコンサート(無伴奏)をはじめ、銀座のギャラリー&バー、山梨の古 民家 ギャラリー、四季ごとの「蕎麦料理とコントラバスの会」、富良野にあるログハウスホテルでのディナーコンサートなど、様々な分野のアーティストに招かれ、 作品とのコラボレーションを行なっている。
東京フィルの仲間と結成した弦楽四重奏団は、チェロの代わりにコントラバスがその任を請け負うという、異色の構成。 ピアノや管楽器を加えることで、そのレパートリーの幅は無限大となる新しい可能性を秘めた合奏団として、活動の場を拡げている。
遠藤柊一郎よりメッセージ
皆さん、はじめまして、コントラバスを演奏する、遠藤柊一郎(えんどう しゅういちろう)と申します。
コントラバスは、ヴァイオリンをはじめとする、いわゆるクラシック音楽の弦楽器の中で、一番大きい図体をしています。
音の低さも、オーケストラの中で1,2位を争います。
始めたのは、中学校の部活動です。弦楽合奏部がありました。
この、持ち運びが大変そうで、メロディでなく伴奏を担当する、“縁の下の力持ち”的存在を相棒に選んだわけは、「おまえ、背ぇ高いから、コントラバスだ」という、顧問の先生の、単純極まりない振り分け作業によってでした。
…大学まで続けたコントラバス。
「どうしてもプロになって、オーケストラで弾きたい」と思った私は、東京藝術大学に入学しました。
そして、卒業の年に、東京フィルハーモニー交響楽団のオーディションに合格し、今は毎日、オーケストラ作品に囲まれて生活しています。
“縁の下の力持ち”を担うのは、大変やりがいのあることですが、時にはメロディーを弾きたくなります。
そんな時、知り合いのアーティストやギャラリーのオーナーが、個展の会場で弾かせてくれます。
お客様と間近で。
純粋にコントラバスの音色に耳を傾けてもらう。
オーケストラの活動とともに、私にとっては車の両輪となっています。
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